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京都市北区西賀茂榿ノ木町31−2
院長 諸岡 憲(もろおか けん)
  1. 卵アレルギーについて

卵アレルギーについて

卵の接種でアナフィラキシーショック反応(原因物質を摂取した患者において、まず、数分から30分以内に、口元近くに発疹が出現し、その発疹が胸元から全身に拡大し、さらに、呼吸困難症状を呈し、最悪の場合、窒息に至るという反応)が起きている場合は、まず、ご家庭で優先的に実行すべきことは、卵の摂取を一時中断することです。
次いで、当院等の専門医を受診され、血液検査により卵アレルギーの程度を調べます。その血液検査の結果、すなわち、判明したアレルギーの程度により、卵摂取を全く中止するか、少量ずつ開始するかを判断します。

今回のご質問

お忙しいところ、失礼します。
1歳になったばかりの娘に、本日初めて「たまご(全卵)」を食べさせたところ、顔から首にかけて真っ赤になり、白くブツブツが出て、その後嘔吐(少量)がありました。皮膚の赤みは、30分程で消えました。
アレルギーの血液検査をした方がよいのかどうか迷っています。また、そちらのクリニックでもアレルギーの検査は可能でしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが回答お願いいたします。
20代女性

 

お問い合せ頂き有難うございます。
さて、お問い合せのアレルギー血液検査(特異的IgE検査)の件は、当院で、勿論、行っております。
但し、6歳未満のお子様に対する採血は、簡単なものではございません。即ち、看護師が行うことは出来ないので、当然、私が直接行うことになり、その間、通常の診察がストップすることになるわけです。
従って、ホームページのトップに記載してあります様に、火曜日か金曜日の午後2時から4時まで(予防接種・健診時間枠)に事前予約を取っていただくことになります。


次に、文面を拝見していて、お子様は、やはり、卵アレルギーと思われます。
お子様の起こした反応は、軽度のアナフィラキシーショック反応に当たります。
アナフィラキシーショック反応とは、原因物質を摂取した患者において、まず、数分から30分以内に、口元近くに発疹が出現し、その発疹が胸元から全身に拡大し、さらに、呼吸困難症状を呈し、最悪の場合、窒息に至るという反応で、これらの一連の反応をアナフィラキシーショック反応と呼びます。
従って、まず、ご家庭で優先的に実行すべきことは、卵の摂取を一時中断することです。


次いで、当院等の専門医を受診され、血液検査により卵アレルギーの程度を調べます。その血液検査の結果、すなわち、判明したアレルギーの程度により、卵摂取を全く中止するか、少量ずつ開始するかを判断します。
ただし、30分程度で発疹が消えたところから、おそらく程度はClass 3くらい(Class 6が最高値)と思われます。従って、完全中止することはないと思われますが、やはり、血液検査の結果を待ってからにした方がよいでしょう。
卵アレルギーの場合、多くは3〜4歳くらいで自然解消(Class 0〜2くらいになる)しますので、余り、深刻になることはないのですが、あまり程度が強い場合、薬物療法により、自然経過よりもはやく改善する方法もあります(但し、この療法を知っているのは、京都では、おそらく当院だけです)。


また、私の母校の岐阜大学と某食品会社が食べて治す医療食品を開発中で、数年以内に市販されると思います(詳しくは、「アレルギー性疾患について」をご覧下さい)。
上記をご参考の上、受診いただければ幸いです。