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京都市北区西賀茂榿ノ木町31−2
院長 諸岡 憲(もろおか けん)
  1. 花粉症でお悩みの方

花粉症でお悩みの方

花粉症でお悩みの方へ

花粉症を含むアレルギー性鼻炎の本態は、I型アレルギーであり、即ち、その発症の本態はTh1とTh2のアンバランスにある事は既に明らかであります。

従って、その治療は、現在殆どの一般臨床医家で執り行われている抗ヒスタミン薬の期間中(例えばスギ花粉飛散シーズン)投与のみでは、決して完全寛解(治癒)に至らないことは明白です。

 

 

アレギサール(またはアイピーディ)の長期継続療法をおすすめしております

私は、当院開設当時から、アレルギー性鼻炎(花粉症)の完全寛解(治癒)を目指し、アレギサール(またはアイピーディ)の長期継続療法をお勧めしています。

即ち、アレギサールの場合で、1年〜1年半の間継続内服することにより、約65%の症例で完全寛解(治癒)に至り、残りの約30%の症例も著明改善、または、改善に至っています。

これは、メーカー発表のデータとも一致しています。

アイピーディに関しては、未だ症例数が多くないため、単純に数値を挙げることはできませんが、薬理学的理論上では、むしろ、アレギサールよりも有効であると考えられます。

事実、アイピーディを継続内服している数例~数10例の患者さんで著効の結果を得ています。

勿論、アレギサールもアイピーディも、アレルギー性鼻炎に対して保険収載されている薬剤であることは、言うまでもありません。

 

花粉症は治らない病気ではありません

「花粉症は治らない病気」ではありません。

上記のように、抗ヒスタミン薬の期間中投与療法、即ち、「元の木阿弥療法」ならば、未だましなのですが、一部の医師によって、花粉症シーズン前にデポステロイドを数回筋肉内注射することにより劇的に症状が改善し、シーズンを通して内服薬が不要になる「偽の夢療法」が行われています。

しかし、この治療法は、日本アレルギー学会によって、無効であるばかりでなく、危険極まりない」治療と警告されているのです。

薬理学的に考えれば、ステロイドはTh1とTh2のアンバランス状態の改善も確かにしてくれます。

このことが、「治癒したように見せかける」わけです。

 

しかし、「ステロイドの副作用」という言葉を聞いたことがある人ならば、大体の察しはつくかと思いますが、ステロイドはTh1とTh2のアンバランス状態の改善ばかりでなく、全身の臓器・組織のあらゆるところにその効果を及ぼすのです。

 

そして、その効果がある臨界点を超えると副作用となって現れるのです。

最も恐ろしい副作用は、「ステロイド危機Steroid Crisis」と呼ばれる状態であり、これは、一定期間以上のステロイド投薬を行い、減薬せずに中止すると、本来副腎から分泌されるべき必要量のステロイドホルモンが全く分泌されず、急激な血圧低下、ショック状態を引き起こし、適切な処置を施さなければ、わずか数分で死に至るのです。

 

このような極端な症状も勿論考慮すべきですが、そうでなくとも、易感染症に陥ることは必須です。

私の最近経験した成人例でも、デポステロイド療法を何度も、しかも、数年に亘って受けてきた方が、デポステロイド療法中止後、重症肺炎に罹りました(幸い完治して今はお元気にしておられます)。

 

この方も、現在当院でアレギサール長期内服療法を継続中です。

以上の様に、他院や他の病院(例え名の通った病院でも)での治療を受けても、一向に改善せず、「花粉症は治らない病気」とあきらめている方は、一度当院にご相談下さい。